NHK BS「ザ・プロファイラー」にて、当会の「倭杖」を収録(令和6年10月31日)
NHK BSの「ザ・プロファイラー」(MC:岡田准一)では、このたび、「ラスト・サムライ」と題して、幕末~明治期の代表的武士として、渋沢栄一と、当流第14代の「榊原鍵吉先生」を取り上げることになり、当会が保管する「倭杖」の撮影依頼がありました。
「倭杖」は、困窮した明治期の武士階級を救済するために、榊原先生が考案されたものです。
その後、この倭杖は、当流の代々の正式継承者に、受け継がれており、現在は、舩山会長が保管しています。
収録当日は、舩山会長が、榊原鍵吉先生に扮した役者さんの立ち居振る舞いに関しての助言も求められ、指導しました。放映は、12月とのことです。
直心影流百錬会 オランダ支部道場を開設(令和6年10月)
当会はこのたび、20年以上にわたって、オランダにて、直心影流を指導している Sander van Geloven (サンダー・ファン・フローフェン)氏を「支部長」と認定し、新たに「直心影流百錬会 オランダ支部道場」を、正式に発足する運びとなりました。
フローフェン氏は、30年以上にわたって、来日するたびに、当百錬会の故赤尾勇一師範、本多健二師範らの指導を受け(今月実施した黒滝山合宿にも参加)、現在オランダにて、24名の弟子を指導しています。長年にわたる当流への貢献が評価されたものです。
【オランダ支部を開設する理由】
昨今、SNS上で、「jikishinkageryu」「hojo」などと検索すると、正式な法定から掛け離れた「まがいモノの法定」、「似非直心影流」が、特にEU圏などから、大量にアップされております。
これは、直心影流(正統)の歴史と伝統を継承・普及すべき当会にとっては、看過出来ない切実な問題であり、「正しい直心影流」を、志高い諸外国の人々と手を携えて、普及していかなければならないと考えたからです。
本部道場・養氣塾 黒瀧山 合同合宿 (令和6年10月5・6日)
令和6年10月5日と6日、直心影流百錬会本部道場と百錬会養氣塾道場の合同合宿が、参加者15名によって、群馬県南牧村の黒瀧山不動寺にて行われました。来日中のサンダー・フローフェン師範(オランダの道場で、法定の型を指導中)も、参加されました。
車両2台に分乗した一行は、黒瀧山頂の不動寺に到着するや、まずは不動の滝でしっかりと心身を浄め、振り棒、運歩などの基礎稽古を経て、夕方まで、徹底的に法定の型を学びました。稽古終了後、下山して、下仁田市内の民宿に宿泊。
翌日も、滝行、基礎稽古を済ませると、午前は法定の型、午後は韜の型や小太刀の型など、各自の課題の型を学び、最後に全員で、参禅し、今回の合宿での各自の課題について、静かに顧みる事ができました。
厳しい修行の中にも、和気藹々と、修行年数、世代、国籍を超えた交流もでき、非常に充実した学びと感動多き合宿でした。
靖国神社「みたま祭」にて奉納演武(令和6年7月15日)
直心影流百錬会は、靖国神社「みたま祭」において奉納演武を、昭和33年から、66年間続けておりますが、今年も7月15日に、一橋大学剣道部剣友会、高崎経済大学剣道部直心会、早稲田大学直心影流稲門会、武道振興会、直心影流岡山道場、直心影流養氣塾の皆様のご協力を得て、無事奉納演武を執り行うことが出来ました。
梅雨明け宣言後の猛暑日にもかかわらず、靖国神社の能楽堂前には、多くの観客が集まってくださいました。そして250万余の英霊の御魂の見守る中、9組の出演者の気迫あふれる見事な演武は、「大きな感動を受けた」と多くの観客から御感想を頂きました。
その後、演武者および関係者(約70名)は、昇殿参拝をさせて頂き、直会は、市谷アルカディアに場所を移し、約40名の参加により、和やかに奉納演武の成功を祝しました。
大日本武徳会からの招聘を受け、平安神宮にて、法定を演武(令和6年4月29日)
京都市に本部を置く「大日本武徳会」から招聘を頂き、「創立129周年 第62回 全国武徳祭」にて、渡邉嘉之会長(直心影流百錬会)と、寺尾真彦道場長(直心影流岡山道場)が、平安神宮の武徳殿にて、法定之型を奉納演武しました。
剣道、居合道をはじめ、体術や空手の団体が、日本全国はもとより欧米からの参加もあり、約60団体によって、熱のこもった演武が粛々と行われました。
百錬会には、大日本武徳会より、「招聘特別団体賞」も贈られました。
高崎経済大学の4年生7名に「目録傳」を授与(令和6年3月3日)
令和6年3月3日、今月卒業予定の高崎経済大学直心影流剣道部の4年生7名に、渡邉嘉之百錬会会長から、「目録傳」が授与されました。
当日は、同校体育館に、現役の剣道部員全員とOBが参集し、法定の稽古の後、4年生による「韜の型」「小太刀の型」の演武が行われ、最後に「目録傳」の授与式が行われました。
百錬会、養氣塾 第2回 合同内修会開催される(令和6年2月24日)
令和6年2月24日、直心影流百錬会と直心影流養氣塾の合同主催の第二回「内修会」が、先週に引き続き、文京シビックホール会議室にて開催された。
「日本武道の王道 直心影流」というテーマで、渡邉嘉之百錬会会長の講話が、約1時間半にわたって行われた。(直心影流500年の歩みが一望できるオリジナル年表も配布された)
これから入会予定の女性も多数参加したため、総勢19名の参加者となり、百鍊会による出版物も回覧され、真剣な学びの場となった。
百錬会、養氣塾 第1回 合同内修会開催される(令和6年2月17日)
令和6年2月17日、直心影流百錬会と直心影流養氣塾の合同「内修会」が、文京シビックホール会議室にて開催された。
「直心影流の歴史と我々の進む道」というテーマで、渡邉嘉之百錬会会長の講話が、約1時間半にわたって、活発な質疑応答も交えて行われた。
直心影流第15代山田次郎吉先生、第17代大西英隆先生から伝わる「正しい伝統」を一切崩すことなく、頑なに守り続け、自らを磨きあげ、正しく後世に伝えてゆくことの大切さと使命をあらためて確認できました。
赤城神社(神楽坂)にて、奉納演武(令和6年1月29日)
日吉神社、神田明神とともに「江戸の三社」と称される「赤木神社」にて開催された早稲田大学神道稲門会(会長 鹿島則良・鹿島神宮宮司)の新年会にて、直心影流「法定の型」を演武しました。
当日は、神職に就いている早大OBを中心に、約40名の参加者があり、
⚫︎打太刀 渡辺嘉之(直心影流百錬会会長)
⚫︎仕太刀 宮坂 博(早大直心影流稲門会)
によって、赤城神社境内にて、奉納演武が行われました。
また、同時に参加者全員に、直心影流の歴史と法定の型に関する資料が配られ、参加者から高い関心が寄せられました。
令和6年(2024年)1月14日 鹿島神宮 初詣・奉納演武
直心影流「百錬会」と直心影流「養氣塾」のメンバー総勢20名によって、鹿島神宮への初詣・奉納演武が開催された。
一行は、午前8.30に上野駅前に集合し、貸切のマイクロバスにて、鹿島神宮に向かった。
当日は、実に爽やかな晴天に恵まれ、昇殿参拝のあと、例年通り、本殿前・御手洗の池畔・祖霊社において、会員から選ばれた6名によって、奉納演武が執り行われた。
6名の剣士の気迫あふれる演武は、池畔と祖霊社に祀られた道統の先生方にも、喜んで頂けたと確信することができた。
その後、神宮前の「うちだや」に移動して、和やかに直会が行われ、マイクロバスにて、帰途につく間に、東京の空もつるべ落としに夕闇となり、晴れやかな正月の一日は、贅沢な充実感に包まれながら終わりを告げた。
令和5年(2023年)12月17日 納会・直会
本年度の納会が、文京区の文京総合体育館・剣道場にて行われ、友好団体の武道振興会からも6名の会員の参加を頂き、熱のこもった本年最後の稽古となりました。
その後、会場を本郷の「you me」に移して、直会が盛大に行われました。
令和5年(2023年)9月30日(土) 渡邉新会長祝賀会 於:神楽坂「和らく」
令和5年9月30日、神楽坂「和らく」にて、
直心影流百錬会と、直心影流養氣塾共催によりまして、
「直心影流百錬会 本多前会長のご栄退と渡邉新会長ご就任祝賀会」が開催されました
来賓として、一橋大学剣道部剣友会、高崎経済大学直心影流剣道部
渡邉新会長より、本多前会長に花束が贈呈され、本多前会長から、
令和5年(2023年)8月13日(日) 通常稽古 於:赤羽桐ヶ丘体育館剣道場
今年度から山形県で林業を学ぶ久保田さんが夏休みで久しぶりに稽古に参加されました。
久保田さんには目録伝が授与されました。
令和5年(2023年)7月17日(月・祝) 勝海舟先生・生誕200年奉納演武 於:すみだリバーサイドホール
勝海舟先生・生誕200年の節目の年、すみだリバーサイドホールで開催された勝海舟フォーラムにおいて法定の型を奉納演武いたしました。(打太刀:渡邉会長、仕太刀:松本)
令和5年(2023年)7月15日(土) みたままつり奉納演武 於:靖國神社能楽堂
靖國神社能楽堂での奉納演武が始まって今年は五十五年目となります。途中コロナによる中断もありましたが、本年も渡邉新会長のもとご英霊に誠を捧げる演武を奉納することができました。ご英霊の皆様も見守っていただけたと思います。多くの先達が誠を捧げた靖國神社での奉納演武を未来へも永続していけるよう、日々の真摯な稽古を続けて参りたいと思います。
令和5年(2023年)6月18日(日) 百錬会創立記念日・大西英隆先生墓参
百錬会の創立記念日。稽古後に大西英隆先生の墓参と総会を行いました。
総会において本多健二会長は退任され、渡邉嘉之氏が新会長となりました。
また、伊藤圭氏、鈴木雅大氏の両名に極意傳が授与されました。
令和5年(2023年)6月4日(日)百本稽古 於:宗忠神社武道館
岡山市にある黒住教宗忠神社武道館生々館にて百本稽古を勤行しました。
直心影流岡山道場主催の百本稽古は、コロナ禍以来4年ぶりの開催となります。
参加総数15名、うち百錬会から伊藤、鈴木、松本の3名が参加しました。
7時開始、18時30分終了。各々が自分自身に向き合う1日となりました。
令和5年(2023年)4月8日(土)~9日(日)
友好団体・直心影流岡山道場において、百錬会本多会長が指導されました。
また岡山県護国神社において奉納演武を執り行いました。
令和5年(2023年)3月18日(土)~19日(日) 法定百本稽古 於:黒瀧山不動寺
群馬県の南牧村にある黒瀧山不動寺にて百本稽古を執り行いました。黒瀧山不動寺での
百本稽古は2017年10月以来となります。黒瀧山の清々しい霊気に満ちた場で、直心流
法定の型を集中して行じることができる喜びを感じながらの百本稽古となりました。
令和5年(2023年)1月15日(日) 鹿島神宮新春参拝 於:鹿島神宮
令和5年1月15日(日)、鹿島神宮において、武甕槌大神の御神力が注がれる中、直心影流十七代大西英隆先生に対し、直心影流道統の発揚祈願を執り行いました。